今日は車の騒音対策としてデットニングをして行きます。デットニングは実際効果があるかと考えると、人それぞれの感覚もあり実際自己満の世界が強いと思いますが実際に私はもちろん効果があると体感しています。
BL5レガシィは、そのパフォーマンスとデザインで多くのファンを魅了していますが、騒音問題に悩まされることも少なくありませんが当時の車の中では静かな方だと思います。しかしながら車の中を完全密封状態にすると内気循環したり排ガスが入り込むと一酸化炭素中毒にもなりかねないのでポイントでデットニングをして行きます。
デットニングとは
デッドニングとは、自動車内部の音響特性を改善し、外部騒音や振動を減少させるための処置です。デッドニングを施すことで車内の静粛性が向上し、快適なドライブが楽む事ができ、また、その効果の影響もあり音質もまた変わっているのも体感できます。
なぜBL5レガシィーにデッドニングが必要なのか?
BL5レガシィーはスポーティな走行性能を持つ一方で、車内に伝わるロードノイズやエンジン音が気になることがあります。特に長距離ドライブや高速道路走行時には、騒音がストレスの原因となることもあります。デッドニングを行うことで、これらの騒音を大幅に軽減できます。
デッドニングの効果
デッドニングに必要な道具と材料
- デッドニングシート: 振動吸収材で、車内の振動を抑えるために使用します。
- 防音材: 吸音効果のある素材で、騒音を吸収します。
- ローラー: デッドニングシートをしっかりと貼り付けるために使用します。
- カッター: 材料をカットするための工具です。
- クリーニング剤: 表面の汚れを落としてからデッドニングシートを貼るために使用します。
デッドニング作業の手順
作業準備
まず、車内の必要な部分をクリーニングし、ゴミやホコリを取り除きます。これにより、デッドニングシートがしっかりと貼り付きます。
ドアのデッドニング
- ドアトリムの取り外し: ドアパネルを取り外し、内部の状態を確認します。
- デッドニングシートの貼り付け: ドア内部にデッドニングシートをしっかりと貼り付けます。ローラーを使って空気を抜きながら、シートが均一に貼れるようにします。
- 防音材の設置: デッドニングシートの上に防音材を貼ります。これにより、さらに騒音を吸収できます。
フロアのデッドニング
- カーペットの取り外し: フロアのカーペットを取り外し、クリーニングします。
- デッドニングシートの貼り付け: フロア全体にデッドニングシートを貼ります。特にエンジン付近やホイールアーチ周辺は入念に行います。
- 防音材の設置: デッドニングシートの上に防音材を追加します。
トランクのデッドニング
- トランク内の清掃: トランク内をクリーニングし、必要な部分にデッドニングシートを貼ります。
- スペアタイヤ収納部のデッドニング: スペアタイヤ収納部にもデッドニングシートを貼り付け、防音材を設置します。
ルーフのデッドニング
- ルーフライニングの取り外し: ルーフライニングを慎重に取り外します。
- デッドニングシートの貼り付け: ルーフ全体にデッドニングシートを貼り、防音材を追加します。
ルーフデットニング参考例
ルーフ内張を剝がしてみると上記画像のように鉄板丸見え状態です。特に色も黒系なので夏になると非常に天井から熱い熱気など車内に入り込んでくるので個人的には是非ともやっておきたい所です。
今回使用するのは三層構造の材料を使用して行きます。(アルミ・ブチル・スポンジ)が一体になった材料が出てたので非常に効果出ます。
全体に隙間なく張り何回かに分けて設置していきます。間が空いたらその中も埋めてローラーなど使用して押しつぶして完了
注意点としてあまり強く押しすぎると吸音スポンジが潰れてしまうので優しくラインに沿ってい貼り付けます。
ミッション上部デットニング参考例
ルーフだけでなくフロアの真ん中にはミッションがあるので足元が非常に熱くなるのレガシィの気になるところなのでフロアも貼り付けていきましょう。
この画像の真下にミッションがあります。特にボクサーエンジンの構造としてボンネットにダクトがあり空気をインタークラーに直接あてる仕組みですが真夏にインタークーラーの下に風が通るとその風が熱いまま通るので正直すごく熱いと思います。
ここをデットニングする事により多少の温度は下げる事が出来ますがそれでも熱いので後部座席にダクト配管が流れているのでついでに穴を数ヵ所あけ冷やす効果も一緒にやっておきます。
フロアパネルデットニング参考例
もうここまで来たら作業は繰り返しですが、フロアにスポンジタイプの材料を使用するのはおすすめしません。
なぜかというとフロアサイドパネルには穴が開いてたり水を吸い雨降りの日など湿度の関係で車内が生乾きの匂いがしてくるからです。フロアについては2層構造のアルミとブチルの商品を選ぶほうがよいでしょう。
しかしながら私は3層でやってしまいます。
後はドアパネル・インナーパネル・トランク関係も2層タイプの材料で張り込んでいき上下で雑音反転吸音の効果をもたらし、左右ドアとのスピーカーからの反響を作り出し車内空間を作り上げていきます。
BL5レガシィのデッドニング作業は、車内の快適性を大幅に向上させる効果的な方法です。この記事で紹介した手順を参考にして、ぜひご自身の車にデッドニングを施してみてください。騒音の少ない快適なドライブが楽しめることでしょう。
デッドニングは、初めての方でも比較的簡単に行える作業です。しかし、より効果を高めたい場合は、プロフェッショナルに依頼するのも一つの方法です。どちらの方法でも、BL5レガシィーの快適性が大幅に向上すること間違いありません。
追加のヒント
- 定期的なメンテナンス: デッドニングは一度行えば終わりではなく、定期的にチェックして効果を維持することが重要です。
- カスタムオーディオとの併用: デッドニングと同時にカスタムオーディオを導入することで、さらに快適な車内空間を作り出せます。
デッドニングの費用について
デッドニングにかかる費用は、使用する材料や範囲によって異なります。DIYで行う場合は、数万円程度で済むことが多いですが、プロに依頼する場合は、10万から50万円以上かかることもあります。
デッドニングはコストパフォーマンスが高く、効果も大きいカスタマイズです。BL5レガシィーの持つ本来の魅力をさらに引き出すために、ぜひデッドニングに挑戦してみてください。
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